キングダムネタバレ 桓騎が李牧に敗北する説について
*キングダムより
こんにちは、夢の中で天下の大将軍を目指している、ちびくじらです。
今回は、秦の中でも圧倒的な戦略をもつ桓騎が、なんと李牧に負けるという説について史実にもとづいて考察していきたいと思う。
桓騎が李牧に敗北してしまう話について
まず、史実によると、李牧が桓騎に負けるという話があるが、それを考えるために、桓騎が今まで行ってきた戦いの中であげてきた戦果について、あらためて確認していきたいと思う。
桓騎の戦果について
魏との山陽戦
魏の山陽線では、桓騎が初登場する。ここでは王翦と同じく、蒙驁の副将として紹介されている。
この戦いでは、元趙三大天の廉頗の四天王である介子坊と戦うことになる。軍を分散して介子坊と戦うことになる。ここでの桓騎の特殊性が現れる戦いとなる。なんと、桓騎はゲリラ的に戦って倒した敵兵の死体から目玉をくり抜いて相手側に送ることにする。そうして、介子坊軍の士気が圧倒的に低下していくことを懸念した玄峰が指揮を変わることになる。
そうして、変わった玄峰であるが、間もなくして、魏の伝令係に変装した桓騎が大胆不敵にも玄峰の前に姿を表し、桓騎自らが玄峰を討ち取ることに成功するのであった。
その手腕について、玄峰は「弟子にしてやっても良い」と舌を巻くほどであった。そうして、次に廉頗が蒙驁本陣へ攻撃を仕掛けているうちに、敵本陣の総大将を討ち取ることに成功する。この場面も桓騎の残虐性が描かれていて、命乞いをしたら許してやると話すのだが、意表をついて敵対象を結局討ち取ってしまうことになる。
この桓騎、漫画であれば敵側として表現させるのが一般的だが、仲間として描かれているのは非常に面白いと思う。そうして、山陽では、桓騎は大活躍を収めることになる。
▶玄峰を打ち取る場面、首刈り桓騎の名を表現するかのようなシーン
*キングダムより
▶魏軍総大将を意表をついて討ち取るシーン
*キングダムより
大合従軍戦
趙・楚・韓・魏・燕の大合従軍戦では、将軍として秦の国門である函谷間に配備されることになる。そこでは、魏の呉鳳明と韓の成かいを相手にすることになる。
そこでの、主な桓騎の功績は2つある。
巨大井蘭車の破壊
1つ目は、函谷間で呉鳳明が作り出した巨大井蘭車に対し、油をぶちまけて、火矢を放ち、1台の井蘭車(せいらんしゃ)による攻撃を阻止した点だ。こういった時のために、事前に油を咸陽(かんよう)から盗み出しておいたのは用意周到といえる。
韓軍総大将の成かいの討ち取り
この桓騎であるが、韓軍総大将の成かいを討ち取ることになる。管理人自信、このシーンがキングダムの中で一番心臓がドキドキバクバクしていたシーンだ。何がスゴいかというと、リスク覚悟のうえで、魏の兵隊に扮装して韓の成かいを討ち取るところだ。ピンチな場面でも顔色をかえずに、カリスマ性から仲間を鼓舞するシーンは、クソカッコいい。こんな上司のもとで働いてみたいと思ったほどだ。
▶巨大井蘭車に火矢を放つ場面 このシーンは、キングダム人気に火をつけたアメトークの中でも紹介されたほどだ。
*キングダムより
▶ 大合従軍の韓総大将の成かい
*キングダムより
魏の黒羊丘の戦い
魏の黒羊丘の戦いでは、秦軍58,000(桓騎軍50,000と飛信隊の8,000)で魏の総大将である慶舎を倒すことになる。この慶舎であるが、合従軍戦では麃公と対峙しており、本能型の武将として麃公を苦しめていた。
特に印象的なのは、待ちが主体の慶舎に対し、慶舎を焦らして罠にはめるシーンは、慶舎の得意とする戦い方をしてしまったところだろう。別の漫画のクロサギを読んでいるかのような感覚になってしまう。それほどまでに桓騎は強いのだ。ここでの桓騎の功績は慶舎を倒したこと、更に黒羊丘を取ったことである。
だが、完璧に見える桓騎であったが、ここで慶舎と李牧が弱点を見つかってしまうことになる。
*参考
▶信が慶舎を倒すシーン
*キングダムより
飛信隊軍師河了貂の評価
この黒羊丘の戦いでの飛信隊軍師河了貂の評価であるが、河了貂はとてつもなく高く評価している。
というのも、予想していた戦死者数が半分以下であったと説明している。それほどまでに桓騎は、通常の戦では考えられない戦略を思いついて実行することができるからだと説明している。この場面での、河了貂の深刻な顔での説明は鬼気迫るものがある。
▶河了貂は桓騎を高く評価している
*キングダムより
李牧が桓騎を討ち取るまでの流れ
史実から考察すると、李牧は桓騎を討ち取ることになるが、
鄴攻めから李牧が桓騎を討ち取るまでの展開を考察していきたい。
桓騎の鄴攻めでの功績
*キングダムより
史実における鄴攻めでは、桓騎は、王翦、楊端和と同様に多大な戦果をあげることになる。つまり、鄴を落とすことに成功しているのだ。
平陽進軍
また、史実によると鄴をおとしたわずか2年後に、趙の平陽に単独で進軍していくことになる。ここでは、扈輒(こちょう)を討ち取ることに成功し、趙軍の戦力を大幅に少なくさせることに成功するのである。
また、このときの平陽進軍であるが、史実によると、なんと10万人の兵士のクビを切ったと言われている。また、「首切り桓騎」の由来となる出来事はこのとき行った残虐な行為が由来と言われている。
首切り桓騎を印象づける、玄峰を討ち取ったシーン
*キングダムより
李牧と桓騎の戦い
*キングダムより
史実によると李牧と桓騎が対決することになるが、なんとここで桓騎が敗北してしまう。実際に李牧が弱点を把握しているのは、李牧が桓騎を討ち取る伏線だと考えられる。
一応、この大敗後の流れは色んな説が流れているのだが、いくつかある説に基づいて流れを考察してみようと思う。
キングダム桓騎のネタバレ考察
逃亡して姓名を変えて生き残る説
史実によると、桓騎は樊於期(はんおき)という姓名に変えて、燕に逃亡することになる。この燕の有名なストーリーでは秦王政の暗殺を企てるという逸話があり、その暗殺を企てた参謀として桓騎が存在するのではないか?と言われている。
ただし、キングダムの作中において、すでに樊於期(はんおき)は出ているので、この展開で話が進む可能性は低いだろう。
李牧が桓騎を討ち取る説
*キングダムより
史実とキングダムをもとに今後の現実的な展開を考えると、桓騎の弱点を知っている李牧が桓騎を討ち取る流れとなるだろう。この李牧が桓騎を討ち取るシーンを想像すると、趙三大天の李牧は相当に強いことがわかる。
想像できる展開としては、李牧が王翦軍の麻鉱を倒したように、李牧自らが桓騎を討ち取るのではと考えられる。とくに、桓騎の特徴は策で相手を倒すスタイルなので、その上をいく策を李牧が仕掛けることになるだろう。策士策に溺れるという言葉を体現する展開になりそうである。
個人的な意見としては、呂不韋と同じくらい桓騎がめちゃくちゃ好きで、この場面では、桓騎だったらどう動くかとよく想像している。そのため、李牧に討ち取られるのではなく、この強烈なキャラクターを延命してほしいものだ。
一方、このめちゃくちゃ強い李牧は、予想の斜め上をいく王翦の戦略に討ち取られてしまうのだが、それはまた別ページで考察したいと思う。
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